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終活 葬儀への備え

葬儀への備えとして、今ではインターネット上から知識、情報を得られる方が大半ですが、今までは冠婚葬祭互助会への加入が多くを占めてきていました。

現在、互助会の協会である 一般社団法人 全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)への加盟互助会は242社で、契約口数は2,372万口、前受金残高は2兆3,000億(H23.3月末) 程あり葬儀の施行数は年間で約35万件に達しています。

ところが、前受金の使途が冠婚か葬祭と限定されている前払式積立金(解約問題や保全の問題等)に疑義を感じる人たちが多くなってきています。

そこで、新しく出てきたのがテレビなどで保険会社が盛んに宣伝し始めた「葬儀以外の料理、お布施など何にでも使えます。」の保険や財産管理型信託が行っている「葬儀費用お預かりサービス」があります。これは事前に指図人を決め葬儀費用等を預けておくという方法です。お身内等がおられない方にとっては良い方法かと思われます。

従来からあります「少額短期保険」は死亡時には30万円~90万円がおりてきます。掛金は1年更新での掛け捨てになりますが、保険金は少額で葬儀費用の確保と言う点では検討してみる価値もあるのではないでしょうか?

いずれにしても、葬儀を行えば、小型化、低額化したからといっても費用は発生します。

もしものために、備えておくことも大切なことです。

私の遺骨はどうなるの?

この数年で「直葬」が一段と増えつつあります。

「直葬」とは葬儀を行わず、火葬場で荼毘にふすだけの見送り方です。

特に、都会で増えてきており現状では、関東地方で22.3%・関西地方で9.1%と成っており、まだまだ増えていっています。

葬儀の意義(葬儀はなぜ行うの?)

  1. 社会的な処理(社会的役割)
  2. 遺体の処理(物理的役割)
  3. 霊の処理(文化・宗教的役割)
  4. 悲嘆の処理(心理的役割)
  5. さまざまな感情の処理(社会心理的役割)   等々と考えられております。

この状況が進んでゆくと、葬儀社は単に遺体の処理屋に成ってしまい。そこには火葬後の遺骨が当然残ります。

その扱いが問題で、墓地を整えることが難しいため、お墓を持たない人がどんどん増えています。 そんな問題の解決策として「自然葬」(散骨)・「樹木葬」・「合祀墓」等々がありますが、最近では宗教学者の島田裕巳さんが

焼骨を引き取らない「ゼロ葬」という考えを言われています。

この考え方は、遺骨への思いの違いで(関東では全収骨)・(関西では部分収骨)により、すぐに定着することはないと思われますが、いずれにしても葬儀の後々まで考えておかねばならない時代が来ています。

現にお墓をつくれずに遺骨が100万という単位でご家庭に置いてあるという現実が生まれています。

終活準備をしっかりとしておきましょう。